2016年2月24日水曜日

工事現場の人の挨拶

熱海ではここ数年、新築マンションを建てるので、うちのビル向かいに
大型車両の出入り口があります。

毎日かなりの数の大型トラックなどが出入りしておりますが、

最近あまり通らないのですが、そこにいる警備員さんは朝そこを通る人たちに「おはようございます」と言っていました。
といっても、人が通りすがること自体少なく、ちょうど出入口のところに普通の信号もあるので、そこに向かって歩いている人たちに挨拶するぐらいなのですが。

偉いな、と思いながらほとんどそこを通りすがるだけだったのですが、そういえばどうして挨拶を投げかけてくるのだろうかとふと疑問が湧きました。遠くから声を掛けてくるので、実は聞こえなくてスルーしてしまうパターンもありました。他に歩いている人も反応はそれぞれ、といった感じでした。
挨拶奨励、というのは社会人としての基本、工事などは大音量のため周囲に愛想良く・・・というのがあるのかもしれないのですが。

最近になって思い至ったのが、実は意識を向けさせる、起こさせるという意味も込めていたのかもしれません。

やはり、ぼんやり歩いて通り過ぎることが出来れば何事もないのですが、朝などはぼんやりしていたり集中力というか意識がきちんと働いていないことありませんか。工事現場の入り口でもやはり、何か起こらないとも限りません。

警備員さんは「おはようございます」を挨拶の意味と、意識を向けさせるための声掛けの意味と両方含めていたのだろうなと思います。
「何か起こることもあるので、気をつけてお通りくださいね」という警備員さんなりの小さなメッセージが込められていたのではないのかなと思いました。


挨拶の意味について、少し考えさせられた一日でした。

2016年2月6日土曜日

上司から学んだ親切心

おはようございます。
本日の親切心ブログは私営業の野村が更新致します。
先日某マンションに行った時のお話です。

私がマンションエントランスから自動ドアを抜けた時に、
前方から車いすのご婦人と車いすを押すヘルパーさんがこちらへ向かって
歩いてきているのに気付きました。

私は咄嗟に閉まりかけた自動ドアに戻り、ドアが閉まらないように手で押さえて
車いすがスムーズに通れるようにしました。

ご婦人とヘルパーさんは私に、「ありがとうございます」と言って下さりました。



実はこの数日前に、私は、私の上司に同じ事をしていただいた事がありました。
自動ドアではなく、エレベーターでの出来事でした。
当店は9階にあり、私が外出をするのに1階へ降りる為、エレベーターに向かって
廊下を歩いていたら、9階に到着したエレベーターから上司が降りてきました。
私はエレベーターまで20mくらい離れていましたが、上司は私に気付くと、
閉まりかけたエレベーターへわざわざ戻り、手で押さえ、「いってらっしゃい」と
言いました。

9階から一度エレベーターが下まで行ってしまうと、次9階まで来るのを
待つ時間というのがあります。
これから外出をする営業社員への気遣い・心配り。
そして上司・部下関係なく、咄嗟にこういう行動が出来る上司に対し、
とても感銘を受けました。

この上司の行動がなかったら、
私も咄嗟にこの同じ行動に移すことは出来なかったと思います。

親切心の一貫である気遣い・心配りは、自らが意識していないと出来ない事であり、
気付かない・思いつかないは不親切であり、気付いていないフリというのは論外なのだと、
改めて実感致しました。

上司から身を持って教わった「親切心」でした。
ありがとうございました。