2016年9月14日水曜日

できる!できる!できる!


先日TV番組でも紹介されましたので、ご存知の方も多いかと思いますが、


ある幼稚園児の動画が話題となっています。


鹿児島県霧島市にある「高千穂幼稚園」で起こった奇跡の動画です。




この幼稚園の卒園式での集大成イベントとなっている、園児たちの「跳び箱10段跳び披露」。

こどもたちは年少児時から毎日のように練習を重ね、卒園式では先生や父兄、仲間たちの前で

卒園児全員が「跳び箱10段」を跳ぶことを目標としているそうです。

                                 

  卒園式を1ヶ月後に控えた2016年の2月。

ひとりの園児が、母親が抱えた病の療養のため、遠くへ引越すことになり、

園では、せっかく努力してきたその園児のため、

最終登園日となった「学習発表会」に、その子のための「跳び箱」と「卒園証書」を用意したそうです。



自分の身長よりずっと高い10段の跳び箱に、

涙を拭きながら何度も果敢に挑戦し続ける姿。



発表会に来られないお母さんのため、

「いっしょにがんばって病気をやっつけようね。」

この園児はそう思いながらこの跳び箱に挑んだといいます。




そして、

仲間の園児たちのまっすぐな応援が、奇跡を起こした感動の動画がこちらです。





この動画は再生回数1900万回を超え、

中国の動画サイトにも”日本の幼稚園児”として投稿され、

    中国で”感動した!!”、”日本の教育を見習うべき!”などと話題になっているそうです。




お母さんのため、

小さな身体で頑張る姿。

その園児のため、自分のことのように熱く見守る仲間や先生や父兄たち。




ご紹介せずにはいられない動画でした。



ちなみにこのとき園児の父親は、号泣のあまりちゃんと見ることができず、

それでもなんとかこの映像を母親に見せようと、必死で撮影したそうです。





この子の純粋な祈りが通じたのか、

気になるお母さんの病は、

その後の移住先で順調に回復してきたそうです。