2016年10月16日日曜日

こころのゆとりを持つために


時々、自宅からJR最寄り駅まで行く際にバスを利用しています。

私はいつも最前列、つまり運転席のすぐ後ろの席に座ることが多く、

ある時ふと気づいたことがあります。

親切な運転手さんほど、安全に気を配って丁寧な運転をされているのです。

 朝の場合なら、乗降口の扉が開くなり「おはようございます」。

停留所が近づき降車のお客様がいると、

「次は○○です。バスが止まるまで座席に掛けたままお待ちください」。

乗車口と降車口が一つのため、停留所に着くなり

「お降りの方がいらっしゃいますので、お待ちください」。

など、いつもきめ細やかなアナウンスや応対をして下さる運転手さん。

停留所から発車する際には必ず、右・正面・左を指さしながら

「よし、よし、よし」と声に出して安全確認されています。

 あたりまえのことをきっちりとやる。

プロとして確実な仕事をすることで気持ちに余裕が生まれ、

おもてなしや気遣いができるのだと改めて感じます。

「忙しい、忙しい」が口癖になり、日常の所作が粗雑になってしまいがちな

我が身を振り返り、反省しきりです。

まずは毎日の仕事を丁寧に行い、ゆとりをもって

周りに目配り・気配り・心配りができるようになりたいと思います。