2017年8月1日火曜日

母の誕生日に思うこと

730日は母の誕生日でした。
仕事で家を空けている妹から母の携帯へメッセージが入りました。
母はそれを嬉しそうに私に見せてくれました。

「お母さん、お誕生日おめでとう。
いつもと変わらない誕生日だけど、
今年は本当に良かったと思っているよ。
これからも元気に過ごしてね。」

母は5月に大動脈解離で倒れ、ドクターヘリで大きな病院へ運ばれました。
すぐに緊急手術を受け、ICU1週間入りました。
私たち家族はお医者様からさまざまなリスクを説明され、意識が戻るのか、
また話せるようになるのか、麻痺は残らないかなど不安でいっぱいでした。
家に戻っても母のいない家は静かでいつもと違う家でした。

そして2か月半経った今、母は体力は落ちたと言うもののたまのリハビリに
通いながら元気に過ごしています。
車を運転して買い物に出かけ、電車で都内や横浜へも出かけるようになりました。
母が病気をしてからそれまで普通に送っていた生活が決して当たり前ではない
ということに気付かされました。
妹のメッセージを読んで改めて今母がここにいる幸せを思い、
当たり前の生活を大事にしたいと思いました。


「はとバスに一度乗ってみたい。」という母のリクエストに応え、
私からの誕生日プレゼントは私たち親子と孫の3世代で行く
「はとバスツアー」でした。幸せなひとときでした。